未経験からインフラエンジニアに転職する際の志望動機と面接のコツを現役SEが解説!!

ここ数年、未経験からIT業界への転職を良く耳にします。

その中でもプログラマーなどではなくインフラエンジニアが特に多い気がします。

そして、コロナウィルスの蔓延がさらに拍車をかけたのではないでしょうか?

ぴえ
実際にこの記事を書いている私はコロナウィルスの流行をきっかけにホテル業からインフラエンジニアへ転職をした1人です。

そこで、ITに限らず転職には面接が必須です!!

今回はIT未経験の方、特に異業種からの転職で『志望動機に何を書いていいか分からない』、『面接のコツを知りたい』という方向けに実際に私が使用した

未経験からインフラエンジニアに転職した際の志望動機と面接のコツを解説します!

IT未経験のSE
異業種からITへ転職したいけど、志望動機に何を書けば良いか分からないよ。。。
先輩エンジニア
そうだよね!

そんな人のために実際に私も使用した、ほとんどの人が使える志望動機を教えてあげるよ!

IT未経験のSE
ほんとですか!?

ちなみに面接では何を聞かれたかなど面接のコツも知りたいです!

先輩エンジニア
それも重要だね!

じゃあ、現役SEだからこそ分かる面接のコツも解説するよ!

目次

異業種未経験からインフラエンジニアに転職する際に私が実際に使用した志望動機

未経験からインフラエンジニアに転職する際、頭を悩ませる1つの理由が履歴書の志望動機だと思います。

早速ですが、私がIT未経験からインフラエンジニアに転職した際に使用した志望動機はコチラ

志望動機

私が転職を考えたきっかけとしてはコロナ禍を経験し、職を失うかもしれないという恐怖を感じたのと同時にインフラの重要性、職業としての強さを再認識したからです。

そして、インフラの中でもIT業界はこれからさらに進歩が飛躍的に期待されるため将来性があると同時に人々の生活を支える重要な仕事なため、やりがいを感じられると思いIT業界への転職を決意しました。

また、昨今でエンジニア不足と言われる理由は知識と技術を有したエンジニアが不足しているという意味だと認識しております。

貴社では基礎からしっかりと学べる研修やその後のキャリアパスも見据えることができ、エンジニアとしての良いキャリアをスタート出来ると確信しましたので志望します。

この志望動機は未経験の方であればほとんどの方がそのまま使える志望動機になっています。

その理由と志望動機を書く際のポイントを解説していきます。

志望動機を書く時のポイント!

志望動機を書く上でのポイントは以下の3つです!

・きっかけはコロナ禍を使う

・なくならない職業はインフラ、将来性が◎

・IT業界の面接官に関心を持たせる

この志望動機のポイントが当てはまらない人はほぼいないと思います。

なぜなら、みんなが共通して経験していることだから。

また、転職する理由は人それぞれであり、本当にインフラエンジニアになりたくて転職をする人もいれば今の仕事が理由で仕方なく転職をする人もいると思います。

今回はどっちかというと後者のあまり前向きな理由での転職ではない人向けの志望動機になると思います。

ぴえ
恥ずかしながら私自身、そこまで前向きな志望動機なんてありませんでした(笑)

しかし、当たり前ですが面接官に納得してもらえる志望理由を書かなければいけません。

そこで考え付いたのがこの3つのポイントを押さえた志望動機でした。

きっかけはコロナ禍を使う

転職を意識したきっかけはコロナ禍を使いましょう。

志望動機で言うと以下の部分です。

私が転職を考えたきっかけとしてはコロナ禍を経験し、職を失うかもしれないという恐怖を感じたのと同時にインフラの重要性、職業としての強さを再認識したからです。

今を生きている現代人なら日本だけでなく世界のだれもが共通して経験しているコロナウィルスの流行。

みんながすでに使っていて被ってしまうかもしれませんが問題ありません。

実際に転職を考えるきっかけには十分な出来事です。

理由にはなくならない職種であり、将来性があるから。

転職を決めた理由にはなくならない職種であり、将来性があるからと書きましょう。

志望動機では以下の部分です。

そして、インフラの中でもIT業界はこれからさらに進歩が飛躍的に期待されるため将来性があると同時に人々の生活を支える重要な仕事なため、やりがいを感じられると思いIT業界への転職を決意しました。

転職のきっかけをコロナ禍にしたからには、コロナ禍でも生きていける職業でなければいけません。

コロナ禍でも私たちの生活を支え続けていたと同時に、ずっと仕事がなくならなかったのはインフラです。

そして、ITは既にとてつもない発展をしていますが、これからより進化していきます。

その点を理解しているからインフラエンジニアに転職を決めたと旨を書くことが大切です。

他の転職者と差別化し、面接官に関心を持たせる

さらに、他の転職者と差別化を図るためにインフラエンジニアの面接官を感心させる一行を書きます。

それは、現状のエンジニア不足の根本に対しての自分の捉え方を伝え、それを改善するため市場価値のあるエンジニアになるということを明確に提示するということ。

志望動機で言う以下の部分です。

また、昨今でエンジニア不足と言われる理由は知識と技術を有したエンジニアが不足しているという意味だと認識しております。

貴社では基礎からしっかりと学べる研修やその後のキャリアパスも見据えることができ、エンジニアとしての良いキャリアをスタート出来ると確信しましたので志望します。

発展を遂げているIT業界ですが、それとは裏腹にずっとITエンジニア不足が続いています。

その理由はエンジニア不足により未経験からでも大量採用し、現場で活かせる知識と技術がついていないエンジニアが沢山増えていることが原因。

先輩エンジニア
数的には沢山エンジニアはいるけど、知識と技術がないエンジニアが多いんだ。

私も頑張らないと!!

エンジニア不足の理由を理解し、そのうえで「自分はどういう風になりたい!」
というような高いモチベーションを魅せることでほかの転職希望者と差別化することが大切。

未経験からインフラエンジニアに転職する際の面接のコツ!

ここからは、現役SEだからこそ伝えられる転職面接のコツを解説します!

正直、未経験で異業種からの転職者にそこまでITのことを聞く面接官はいません。

もし聞かれたとしても未経験なのだから答えられなくて当然なので問題ありません。

先輩エンジニア
そんな面接官がいた場合、面接官の質問センスがナンセンスです(笑)

では、早速面接のコツを解説していきます。

まず、私は転職の際に10社以上面接をして、90%のIT企業が以下の流れで面接が行われました。

面接の流れ

①自己紹介⇒②自己紹介や経歴に対しての質疑応答⇒③ITに転職してからについて質疑応答
面接官
この度は弊社の採用面接をお越しいただきありがとうございます。
早速では御座いますが、○○様の自己紹介とこれまでの経歴を簡単にお願いいたします。
はい!私は○○と申します。
前職では~~です。
面接官
ありがとうございます。
では、経歴についてこちらからいくつか質問をさせて頂きます。

まず、前職を選ばれた理由は何ですか?

はい、前職を選んだ理由は~~です。
面接官
ありがとうございます。
では、○○様はこれからIT業界へ入るわけですが、将来的にはどのようになりたいとお考えでしょうか?
はい、~~の様になりたいと考えております!

①自己紹介

自己紹介では自分の名前から始まり、今までの経歴、前職ではどんな業務を行っていたかなどを簡単に説明した後に志望動機を話すのがおすすめの流れです。

自己紹介では長すぎず、短すぎずを意識することが大切です。

短すぎるのは情報が少なすぎるのであたり前ですが、長すぎると面接官も困りますし、緊張で自分でも何を言っているのか分からなくなってしまうこと可能性があります。

先輩エンジニア
次の質疑応答があるので自分の全部を伝えようとはせず、しっかりと自分の経歴がまとまっているかどうかを意識しましょう。

②自己紹介や経歴に対しての質疑応答

自己紹介が終わったら面接官からの質問が始まります。

何度も面接を受けた私が必ず質問されたのは以下の5つ。

・なぜIT業界の中でもインフラを選んだのか

・前職ではどういった業務をしていたのか

・前職できつかった経験はなにか

・基本的なPC操作は可能か

・将来的にどうなりたいか

なぜIT業界の中でもインフラを選んだのか

先輩エンジニア
この質問に対しては、志望動機ですでに伝えていますがなぜかいつも再度聞かれます(笑)

志望動機と全く同じく、コロナがきっかけで転職を考えたこと、そして、インフラはなくならない職業であり将来性のある職業であるからと伝えれば大丈夫です。

前職ではどういった業務をしていたのか

自己紹介で伝えられなかった自分の経歴についての質問なので、今までの自分の頑張りを思う存分ここで伝えましょう!!

未経験のためITでのアピールポイントはほぼありません。

しかし、自分の今まで頑張ってきた経歴は異業種のITであろうとしっかりと評価してくれます。

前職で最もきつかった経験

1つ前の質問の流れで本当に良くされる質問が『前職で最もきつかった経験は何ですか?』という質問。

面接官のこの質問の意図としては、この人はもしキツイことや想定外のことが起きた場合に臨機応変に対応できるのかどうかということを知りたい。

先輩エンジニア
そのため、出来事を話したうえで自分はこのように対応しましたというところまで話せることがポイントだよ!

基本的なPCの操作はできるか

ExcelやWord、PowerPointなどの操作のことだと思って大丈夫です。

エンジニアはドキュメント(資料)作成が想像以上に多い職業です。

得意である必要はありません。

今までに使ったことがあるかどうかを応えれば大丈夫です。

将来的にどうなりたいか

将来的にどうなりたいですか?

これも必ず聞かれます。

これに対してはエンジニアが不足している理由とその改善策は市場価値のあるエンジニアが増えることだと考えているため、自分は知識と経験を持ち合わせたエンジニアになりたいということを伝えられれば大丈夫です。

ただ、インフラエンジニアという職業でもネットワークエンジニアサーバエンジニアクラウドエンジニアと分野で別れています。
※実際はもっといろいろな分野もあります。

さらに踏み込んだ将来的にどの分野をやりたいかくらいは聞かれるかもしれません。

その場合は、勉強不足でどの分野をやりたいかは決められない為、これから見つけたいと伝えましょう!

面接で絶対にやらないでほしいこと2つ!

・知ったかぶりはしない!

・分からないことははっきりと分からないと言う

知ったかぶりはしない!

知らないのに知ったかぶらない。

ついつい自分を良く見せようとしてしまい、知らないことも知っているフリをしてしまう人がいます。

しかし、少し踏み込まれた質問をされると逆にボロが出てしまいます。

これではかえってマイナスイメージなので、絶対に知らないのに知っているフリはしないようにしましょう!

先輩エンジニア
むしろ、しっかりと分からないことは分からないと言ってくれる人の方が安心して採用できるよ!

分からないことははっきりと分からないと言う

分からないことははっきりと分からないと言いましょう。

自分にまだ知識のないことを質問されて、少し黙ってしまうことがあると思います。

ぴえ
振り返ると私もそうでした。。。

IT業界へ転職したから言えますが、IT業界では「知らない」や「教えてほしい」と言わない限りそれを知っているということになります。

また、面接してくれている人は大抵たくさんのエンジニアを従えて管理している人なので自分から積極的に質問や話に来てくれる人を好みます。

そのため、分からないことをはっきりと分からないという言える人であり、尚且つ「後で調べてみます」などの言葉を添えられたらプラスイメージです。

最後に

今回は、インフラエンジニアにIT未経験から転職する際の志望動機を紹介しました。

実際に私が使用した志望動機なのでちょっと自信アリです。

参考になれば嬉しいです。

転職活動頑張ってください!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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