今回はIT未経験の人向けにインフラエンジニアの仕事内容を解説したいと思います。
その中でも、ITでは良く耳にする上流工程・下流工程について解説します!
ネットで調べてみるとどれも抽象的な答えしか書いていないものが多くあります。










そのへんも含めてインフラエンジニアの仕事・業務内容を解説するよ!
そもそもインフラエンジニアってなに?
インフラエンジニアは名前の通りインフラを支える仕事をしているエンジニアです。
インフラは様々な分野でありますが、道路交通機関や銀行、電気・ガス・水道、そして、現代ではなくてはならないインターネットなどが挙げられます。
その中でも本記事で解説するインフラエンジニアはインターネットなどを支えるITに関するインフラエンジニアとなります。
ITにおけるインフラエンジニアはインターネットに接続するためのネットワークやサーバを設計・構築・運用するエンジニアのことを言います。
インフラエンジニアの仕事内容を現役インフラエンジニアが解説!上流工程?下流工程?
まずインフラエンジニアの業務内容は主に2つに分けられます。
既に知っている人や、聞いたことのある人もいるかもしれませんが上流工程と下流工程です。
下の図のように構築を含め上が上流工程でしたが下流工程と言われています。
それでは、上流工程と下流工程をそれぞれ解説していきます。
インフラエンジニア 上流工程の仕事内容
上流工程の仕事内容は以下の通りになっています。
・要件定義
・設計/詳細設計
・構築
要件定義
要件定義はゼロからどのようなシステムを作るのかを決める作業になります。
システムを作るうえで1つの企業だけでは基本的にはできません。
様々な企業の協力の元システムは出来上がるのでもちろんコミュニケーション能力が特に必須になります。
また、どれくらいの予算でどのくらいのスケジュール感でやるのか決める重要なフェーズであり、ここでうまくいかなかったらプロジェクトはそもそも成功しないか、なしになる可能性もあります。
まず、一般社員はこのフェーズに参加することはできないです。
設計/詳細設計
設計のフェーズは要件定義で決まったシステムをどのように完成させるのかを決める作業になります。
ここからは、ITの知識が十分に豊富なインフラエンジニアがどの技術を使用しシステムを構築するのかを選択していきます。
構築
構築のフェーズは設計のフェーズで決まった設計書通りにネットワークを構築していく作業になります。
構築していくにあたり、設計書通りにうまくいかないことは日常茶飯事なので入念に検証をしてから本番作業に望みます。
そのため、ほとんど検証室にこもって検証をしていることが多いです。



インフラエンジニア 下流工程の仕事内容
下流工程の仕事内容は以下のようになっています。
・運用保守
・監視
運用保守
運用保守は上流工程で設計・構築されたシステムを動かす業務です。
もし、障害などが発生した場合に対応しシステムが停止しないようにするのがこのフェーズです。
基本的にインフラシステムは停止することはないので24時間365日シフト制での勤務になります。
監視
監視はその名の通り、システムを監視しアラームや障害が発生したときに運用保守の人に連絡(エスカレーション)する業務です。
こちらも運用保守と同じく24時間365日シフト制での勤務になります。





最後に
今回は、インフラエンジニアの仕事内容を上流工程・下流工程に分けて解説しました。
インフラエンジニアの仕事内容を知りたい人の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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